仕事で貢献したり家をしっかり守ったり、
子育てなどなど人も動物もペットもそれぞれのお役目もあります。
もう一つの役目のあった猫のお話し🐈
家を出ていってしまった猫みーちゃん(仮名)
あるお家で可愛がられていた猫が、窓を開けて出ていってしまったのです。
でも もともと自宅の外へ出て近所にいたり、
半日外で過ごしたりする子だったようです。
翌日にはお庭にいるのが確認できて、飼い主さんのお家の人たちは
すぐに戻ってくるだろうと思っていたそうです。🐱
ただその後に姿を見ることがなくなってしまい、ご家族で探したり、
張り紙をしたり懸命に探しても見つからないままでした。
一年ほど過ぎて保護団体の人に、
写真を見せられたのはまさに行方不明のミーちゃんでした。
しかしすでに保護されてミーちゃんは新しい飼い主さんのもとで暮らしているとのこと。
新しい飼い主さんはとても可愛がられていて手放すことはできないとのこと。
元の飼い主さんも「元気で大事にされているしそれならわかりました、
でもひと目会いたい」
と伝えてもらっても新しい飼い主さんは首を横にふったそうです。
もし元の飼い主さんのところに帰りたがったり、
やはり連れて帰りたいとなることがとても怖かったのでしょう。😑
それから10年以上してそのミーちゃんが
もう亡くなっているかもしれないと思っても確認できずにいましたが、
当時の事情を知っていた保護団体の人がある日、
「ミーちゃんの飼い主さんが高齢のため亡くなったときに
棺の中にご家族がミーちゃんの写真を入れてあげたそうです」
という話を教えてくれたのでした。
それを聞いただけで元の飼い主さんは、
ミーちゃんがとても愛されて可愛がられていたことを知ることができて安心されたのです。
家を出ていってしまったけれど、ちゃんとお別れができた例です。
もちろんいろいろな例はありますが、
猫ちゃんも自分を生きる選択肢を持っています。
このミーちゃんは他の家の人もしあわせにする役割をもっていました。
はじめにミーちゃんが出て行ったときに数日して
元のお家の近くで飼い主さんがミーちゃんの姿を確認したときには
ミーちゃんはお別れをしてくれていたのです。
「高齢のお家の人を幸せにするためによそのお家へ行くね」とごあいさつだったのでしょう。

動物対話士 加藤あや